【不定詞の形容詞的用法】本質から理解するガイド|例文つき

高校文法

(※名詞的用法・副詞的用法は別記事で詳しく解説しています)
名詞的用法についてはこちら
副詞的用法についてはこちら

不定詞(to + 動詞の原形)の形容詞的用法の
基本の意味は「〜するための」ですが

  • 不定詞が表す「目的/義務/可能」
  • 前置詞が後ろに残るパターン
  • 意味上の主語(for+人+to)
  • 受動の意味を含む不定詞

など、理解すべきポイントが多くあります。

この記事では、形容詞的用法の不定詞を徹底的に深掘りして
例文を豊富に使って丁寧に解説します。

不定詞〈形容詞的用法〉とは?

形容詞的用法とは、
名詞を修飾して「〜するための/〜すべき/〜することができる」
などの意味を加える不定詞のことです。

基本イメージ

  • a book to read(読むための本)
  • something to eat(食べるもの)
  • a place to visit(訪れる場所)

このように名詞の後ろに置いて
その名詞について説明を加えます。

例文:
I need a pen to write with.
→ 書くためのペンが必要だ。

She has a lot of homework to do.
→ 彼女にはやるべき宿題がたくさんある。

This is the best place to see the sunset.
→ ここは夕日を見るのに最高の場所だ。

形容詞的用法の基本パターン

名詞 + to + 動詞の原形

I have a report to write.
→ 書くべきレポートがある。

He needs something to drink.
→ 彼は何か飲むものが必要だ。

We don’t have time to waste.
→ 無駄にする時間はない。

「〜するための」=目的を表す to不定詞

目的を持つ名詞を説明する

I bought a chair to sit on.
→ 座るための椅子を買った。

Do you have a key to open this door?
→ このドアを開けるための鍵を持っていますか。

She needs a bag to carry her laptop.
→ 彼女はノートPCを運ぶためのバッグが必要だ。

「〜すべき」=義務・必要を表す to不定詞

「やるべきこと」を表すときに使う

I have many things to do today.
→ 今日はやるべきことがたくさんある。

He has a report to finish by tomorrow.
→ 彼は明日までに終わらせるべきレポートがある。

There is nothing to worry about.
→ 心配すべきことは何もない。

「〜できる」=可能の意味を含む to不定詞

名詞の「可能性」を表す →「~するには○○」

This is a difficult problem to solve.
→ これは解くのが難しい問題だ。

The river is dangerous to swim in.
→ その川は泳ぐには危険だ。

He is a good person to talk to.
→ 彼は話しやすい人だ。

前置詞が後ろに残る to不定詞

不定詞の後ろに前置詞が残るパターン
※省略は出来ないので注意!

I need a pen to write with.
→ 書くためのペンが必要だ。

This is a good topic to talk about.
→ これは話すのに良い話題だ。

Do you have a chair to sit on?
→ 座るための椅子はありますか。

意味上の主語(for+人+to)

誰がその動作をするのかを明確にする

This book is easy for children to read.
→ この本は子どもたちが読むのに簡単だ。

The room is too small for us to study in.
→ この部屋は私たちが勉強するには狭すぎる。

There is nothing for you to worry about.
→ あなたが心配することは何もない。

受動の意味を含む to不定詞

不定詞の受動態 → to be + 過去分詞

I have homework to be done.
→ やられるべき宿題がある(=やるべき宿題)。

He wants a chance to be chosen.
→ 彼は選ばれるチャンスがほしい。

形容詞的用法でよくある間違い

  • to の位置を間違える
    × I need a pen to quickly write.
    I need a pen to write quickly.
    → to+動詞原形の順番を崩さないようにしましょう。
  • 前置詞を消してしまう
    × a chair to sit
    a chair to sit on
    → 前置詞は省略できません。
  • 意味上の主語の場所を間違える
    × This book is easy to read for children.
    This book is easy for children to read.
    → for 人+to 動詞原形の語順です。

まとめ:形容詞的用法のポイント

  • 名詞を説明する to不定詞
  • 「〜するための」「〜すべき」「〜できる」などの意味
  • 前置詞が後ろに残ることがある
  • 意味上の主語(for+人+to)
  • 受動の意味を含むこともある

形容詞的用法は、名詞を説明・修飾する役割 を持っています。

いかがでしたか?
不定詞の形容詞的用法について少しでも皆さんの学習の手助けになれば嬉しいです。
他にも文法の記事はありますので、ぜひご覧ください!

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