名詞節でthat / if / whetherを使う場合は、
意味に注意して和訳をする必要があります。
本質を押さえて正しく意味を取りましょう。
- that:
事実・内容を導く語 - if:
yes/no の疑問だけを導く語(制限あり) - whether:
選択肢・可能性・前置詞の後ろ・主語位置など万能
この記事では例文を多めに使いながら、それぞれの違いを整理します。
that:事実・内容を導く
名詞節の場合 that は「〜ということ」を表す語で、
事実・意見・主張・感情の内容を伝えます。
以下の例文で確認していきましょう。
that の基本例文
I believe that he is telling the truth.
→ 私は彼が本当のことを言っていると信じています。
She explained that the meeting had been canceled.
→ 彼女は会議が中止になったと説明しました。
It is clear that he made a mistake.
→ 彼が間違いをしたのは明らかです。
We are happy that you enjoyed the event.
→ あなたがイベントを楽しんでくれて嬉しいです。
The teacher said that the test would be difficult.
→ 先生はテストが難しくなると言いました。
that は疑問の意味を持てない
I don’t know that he will come.
→ 彼が来ることを知りません。
「来るかどうか分からない」にはなりません。
「~かどうか」という意味にする場合は、
以下の例文のように if を使います。
I don’t know if he will come.
→ 彼が来るかどうか分かりません。
if:「〜かどうか」
if は 名詞節の場合「もし~」の意味ではありません。
yes/no で答えられる疑問「~かどうか」という意味になります。
if の基本例文(yes/no の疑問)
I don’t know if he will join us.
→ 彼が参加するかどうか分かりません。
Please tell me if you are free tomorrow.
→ 明日暇かどうか教えてください。
I wonder if she likes classical music.
→ 彼女がクラシック音楽が好きかどうか気になります。
He asked me if I had finished the homework.
→ 彼は私に宿題を終えたかどうか尋ねました。
I’m not sure if this answer is correct.
→ この答えが正しいかどうか確信がありません。
if が使えない場合について
if は次の位置では使えません。
- 前置詞の後ろ
× It depends on if he agrees.
→ 文法的に誤り。
- 主語位置
× If he will come is uncertain.
→ 文法的に誤り。
- to 不定詞の前
× I don’t know if to go.
→ 文法的に誤り。
whether:「〜かどうか」+選択肢・可能性(万能)
名詞節の場合、
whether も先ほどの if と同じく「~かどうか」の意味があります。
異なる点は、if よりも使える範囲が広いことです。
whether の基本例文
I don’t know whether he will come.
→ 彼が来るかどうか分かりません。
She asked me whether I understood the problem.
→ 彼女は私にその問題を理解したかどうか尋ねました。
yes/noの質問の他に、選択肢を含む文章にも使えます
I can’t decide whether I should go or stay.
→ 行くべきか残るべきか決められません。
He didn’t say whether he agreed or disagreed.
→ 彼は賛成か反対かを言いませんでした。
前置詞の後ろでも使えます
It depends on whether he agrees.
→ 彼が賛成するかどうかによります。
We talked about whether the plan was realistic.
→ その計画が現実的かどうかについて話しました。
主語の位置でも使えます
Whether he will come is still unclear.
→ 彼が来るかどうかはまだ不明です。
to不定詞の前でも使えます
I don’t know whether to accept the offer.
→ その提案を受けるべきかどうか分かりません。
She couldn’t decide whether to laugh or cry.
→ 彼女は笑うべきか泣くべきか決められませんでした。
名詞節での that / if / whether の使い分けまとめ
that
- 内容・事実
I heard that he moved to Osaka.
→ 彼が大阪に引っ越したと聞きました。
if
- yes/no の疑問
I’m not sure if this is the right answer.
→ これが正しい答えかどうか確信がありません。
whether
- yes/no
- 選択肢
- 前置詞の後ろ
- 主語位置
- to不定詞
It depends on whether the weather improves.
→ 天気が良くなるかどうかによります。
頻出・重要表現【例文つき】
よく出る表現・テストで狙われやすいものをまとめました。
例文で確認していきましょう!
whether A or B(A か B か)
I don’t know whether he is right or wrong.
→ 彼が正しいのか間違っているのか分かりません。
whether or not(〜かどうか)
Let me know whether or not you can attend.
→ 出席できるかどうか教えてください。
whether to do(〜すべきかどうか)
She is thinking about whether to study abroad.
→ 彼女は留学すべきかどうか考えています。
It depends on whether 〜(〜かどうかによる)
It depends on whether he finishes the work.
→ 彼がその仕事を終えるかどうかによります。
the fact that 〜(〜という事実)
I was shocked by the fact that he quit the team.
→ 彼がチームを辞めたという事実にショックを受けました。
間違えやすいポイント
if を前置詞の後ろに置く
× It depends on if he agrees.
→ 文法的に誤り
正しい形
It depends on whether he agrees.
→ 彼が賛成するかどうかによります。
if を主語位置に置く
× If he will come is uncertain.
→ 文法的に誤り
正しい形
Whether he will come is uncertain.
→ 彼が来るかどうかは不確かです。
that を疑問の意味で使う
× I don’t know that he will come.
→ 「来ることを知らない」という意味になる。
正しい形
I don’t know if he will come.
→ 彼が来るかどうか分かりません。
【名詞節】that / if / whether まとめ
- that=内容(〜ということ)
- if=yes/no の疑問だけ(制限あり)
- whether=万能(選択肢・前置詞の後ろ・主語位置・to不定詞)
- ポイントは「if の制限」と「whether の広さ」
- 例文で構造を理解すると迷わなくなる
いかがでしたか?
名詞節ではそれぞれの意味を正しく読み取ることが重要です。
少しでも皆さんの学習の手助けになれば嬉しいです!
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